女性を集め日本の風俗店に引き渡す韓国事情

2005年ソウル警察庁外事課は、衣料品店を開き、実際には不良債務者の女性を集めて日本など海外の風俗店に引き渡した容疑(職業安定法違反等)で総責任者のキム某(39)容疑者ら6人を拘束し、不法ビザ発給に関与したハン某(39/旅行会社代表)容疑者ら3人を書類送検した。

警察によると、キム容疑者らは2004年11月頃からインターネットのN居酒屋の紹介サイトに「不良債務者の女性たち、日本で就職してはどうですか。1カ月に1000万ウォンは簡単に稼げます」と広告を出し、これを見て連絡した女性150人余を日本や香港などの風俗店に不法に引き渡した疑いが持たれている。

キム容疑者らは名目上、ソウル・江南(カンナム)区・新沙(シンサ)洞に50坪余のD衣料品店を開き、実際には勧誘者を通じて「実績によってインセンティブを払う」と女性を集めてきたと警察では見ている。

韓国ではこのような事件が絶えないという。「日本に行けば儲かる運だ」などと適当なことをでっち上げ、挙げ句の果てに風俗女性を日本に売り飛ばしていた占い師らが逮捕された例もある。この韓国人占い師(43)は売春あっ斡などの行為の処罰に関する法律違反の疑いで身柄を拘束された。

この占い師は金のトラブルで占いに来た風俗店女性に、日本に行けば儲かるなどと日本行きをすすめ、東京の風俗店などにあっ斡。その見返りとして金を受け取っていた。 そうした手口で1年間で約20人の女性を日本の風俗店に紹介し、その見返りとして1人あたり約100〜150万ウォンを受け取った疑いが持たれている。

また、占い師は、売春女性の駆け込み寺的存在の「売春被害者危機支援センター」に助けを求めた女性には、「家族に(売春事実など)すべてを知らせる。僕の手に捕まれば、ただじゃ済まない」などと脅した疑いも持たれている。

警察の調べで女性らは、日本の現地で逃げられないようパスポートを管理され、近くの同伴旅館などで売春を強要されていた。また被害女性によると、客と店外デートで罰金500万ウォン、インターネットカフェに入ると罰金20万ウォン、遅刻は罰金5万ウォンと、細かな規則も定められ、監禁された上、避妊薬の服用を迫られるなど、奴隷並みの扱いを受けていた。