売春婦(セックスワーカー)との恋愛・結婚

売春について、ほとんどの人は、「悪いこと」、もしくは「善くないこと」と思うでしょう。しかし、売春は「必要悪」と単純には片付けられないように思われます。なぜなら、最初は、確かに売春婦(セックスワーカー)と顧客の関係であったはずの二人が、後に恋愛関係を結び、さらには結婚にまでいたることも珍しくないからです。

現在の日本でも、風俗店というのは存在しますし、成人どうしが金銭の介入の伴う売買春をおこなっているのは事実です。

そんな売春婦(セックスワーカー)の中には、「誰にでも身体を許すわけではない」女性がいるということも、恋愛に帰着する要因のひとつでしょう。彼女らは、自分の気に入った男性に対してのみ身体を売り、なかにはしっかりと貞操を守る女性も少なくないそうです。

たとえ、売春が「悪いこと」「善くないこと」あるいは「必要悪」であったとしても、結婚して幸せな家庭を築いている二人を誰が責めることができるでしょうか。

100個の恋愛があるとすれば、それは100通りの恋愛であるはずです。売春婦(セックスワーカー)と顧客の恋愛であったとしても、その経過や転機は様々です。幸せな結婚生活を送っている夫婦もたくさんいますが、不幸な結末となるケースも少なくないようです。

例えば、男性が恋愛だと思っていたのに、実は女性(セックスワーカー)に本当の恋人がいたという話がよくあります。全財産をつぎこんだとたんに本当の恋人のところに逃げられた男性もきっといるのでは。

結局のところ、セックスワーカーと顧客の間に生じる恋愛というのは、他のカタチで始まる恋愛と本質的な意味では大差がないのではないかと思われます。

しかしながら、売春婦(セックスワーカー)や買春を繰り返す顧客が、HIVを含めた性感染症のリスクが高いという現実はしっかりと認識する必要があります。恋愛の威力に足元を見失い「盲目」になる前に、正しい知識を持つ必要があるのです。

もちろん、正しい知識を持たなければならないのは、施設のセックスワーカー、フリーのセックスワーカー、顧客、のいずれもが、です。生活習慣病には予防が最大の治療であるのと同様、HIVや性感染症を防ぐには正しい知識をもつことが最善の対策なのです。