形成外科の名前の由来と整形外科の違い
形成外科が何をするかである科について、形成外科の名前の由来について述べてみたいと思います。
形成外科のことは,英語ではplastic surgery(プラスチック外科?)といい,中国では整形外科(日本の整形外科のことは骨科という),韓国では成形外科(整形外科は整形外科)というそうです.中国,韓国はまあ似たり寄ったりのところがありますが,日本ではこれに(美容)整形などと言った紛らわしい言葉があって一層混乱を招き,これが形成外科が正しく理解されていない原因の1つとなっているのではないでしょうか。
ところで英語の”プラスチック外科”とは一体何でしょうか? まさかプラスチックを削ったり,切ったりして遊ぶ外科ではなさそうだし... 実はプラスチックとはいわゆるプラスチック容器のプラスチックと同じ語源なのです.プラスチックという言葉を英和辞書で調べてみると,”自由に,思い通りの形につくれる,いろんな形に形成できる”といった意味が記載されています。そして,この意味から”合成樹脂”(熱を加えていろんな形に形成することが出来る)もプラスチックと命名されたのではと私は考えています。ですから,”プラスチック”外科とは,形を作る(形成)外科という意味なのです。最初の内,日本には,形成外科の概念がなく英語をそのまま訳して,形成外科になったのではないかと思います。











