三大成人病「がん,心筋梗塞,脳卒中」の知識と予防
大腸がんやすい臓がんなどの「がん」、心筋梗塞や狭心症などの「心疾患」、脳梗塞や脳出血などの「脳卒中」、の3疾患は三大成人病と呼ばれ、日本の全死因の60%を占めています。三大成人病はどんな病気なのか、また三大成人病を予防するための注意事項等を説明しましょう。
■三大成人病–がん
●大腸がん
大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。進行するまで自覚症状はほぼありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれてる状態が多くあります。
●すい臓がん
すい臓がんの発見には、「黄疸」によるもの「腰痛・腹痛」によるものに大別されます。「腰痛・腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査・治療にあたることにより発見が更に遅れることが多いがんです。また、すい臓がんは発見できても9割近くが手術できないがんなのです。非常に見つけ難いがんであるため、発見された時には、多臓器への転移・浸潤がある場合がほとんどです。すい臓がんはがんの「王様」とも呼ばれており、発見時に余命を宣告される例が多くあります。
■三大成人病–脳卒中
脳内の血管や中枢神経が障害を受けると、突然手足が動かなくなったり意識がなくなる発作が起こります。これが脳卒中です。脳血管は、脳の細胞に酸素や栄養分を運ぶ血液を送るという大切な働きをしています。
脳内の血管や中枢神経が障害を受けると、突然手足が動かなくなったり意識がなくなる発作が起こります。これが脳卒中です。脳血管は、脳の細胞に酸素や栄養分を運ぶ血液を送るという大切な働きをしています。
■三大成人病–心筋梗塞
心筋梗塞とは、心筋(心臓の筋肉で横紋筋)へ酸素と栄養を運んでいる冠状動脈に血栓(血のかたまり)が詰まり、血液がいき渡らなくなり、心筋の細胞は死亡(壊死)した状態になります。 これを心筋梗塞と呼びます。
心筋梗塞にはある程度の前触れがあります。日本医科大学第一内科の高野照夫教授らの調査では、急性心筋梗塞が起こる前、半数以上の人が何か前触れの症状を感じていたことが分かっています。胸の痛みと言うのが代表的な症状ですが、胸痛に加えて呼吸困難、息切れ、冷や汗、吐き気などの症状が起こった人もいたのに対し、胸痛がなくて他の症状だけの人もいるようです。異変に気づいたら、まず心臓の病気を疑うことが大切だ と高野教授は述べています。
三大成人病がん(大腸がん・すい臓がん)、心筋梗塞、脳卒中を予防するために!!
●がんの予防 … 大腸がんやすい臓がんを予防するには日々の生活から改善
心がんを予防する手段としては、禁煙や食事改善など、生活習慣改善によるものがあります。がんになる確率の高いハイリスク・グループ、例えば、喫煙者や大腸ポリープなどの前がん病変のある人については、ビタミン剤や薬剤などを積極的に服用することによる化学予防も考えられます。最近では、さまざまなサプリメントが売られているので、調べてみるのもいいでしょう。具体的な予防法については、国立がんセンターが定める「がん予防の12か条」などがありますので、参考にしてみるとよいかもしれません。大腸がんやすい臓がんを予防するには、何よりも生活習慣の改善が最も大切です。
●動脈硬化の予防 … 心臓病(心筋梗塞・狭心症)や脳卒中などの多くは動脈硬化が原因
心筋梗塞や脳卒中を予防するために、まずは動脈硬化を予防することが大切です。そして、動脈硬化は、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、肥満、喫煙などによってもたらされるものです。 心筋梗塞や脳卒中にならないためにも、まずはそれらを減らしましょう!











